沈没船は行くべき!USS Emmonsダイビングならワールドダイビング
地形ダイビングや珊瑚礁のスポットとは異なり、人工物ならではの魅力が詰まった沈没船ダイビング。一度行ってその魅力にすっかり取り憑かれてしまった!という方も多いと思います。沖縄最大級の沈没船エモンズ(USS Emmons)は、そんな沈没船ファンの方なら絶対行っておくべきスポットのひとつです。
ワールドダイビングのエモンズファンダイビングについて、詳しくはこちらをご覧ください!
公式サイト エモンズ(USS Emmons)ダイビング・沖縄最大の沈没船
エモンズ(USS Emmons)とは
エモンズ(USS Emmons)は第二次世界大戦で活躍した、米軍の高速掃海艇駆逐艦です。沖縄戦で日本の特攻隊からの突撃を受けて大破し、情報が日本側に渡ることを避けるため、翌日に米軍自ら撃沈処分しました。現在は沖縄本島北部に位置する、古宇利島周辺の海に沈んでいます。巨大な主砲や機関銃をもつ、全長約106mの沖縄最大級の沈没船として有名で、間近で見るとその迫力に圧倒されること間違いなし。破壊された船体から、戦争遺跡特有の痛ましさも感じられ、忘れられない体験になるでしょう。
エモンズの難易度
エモンズへのファンダイビングは一般的に「上級者向け」とされています。ダイビングの難易度として分かりやすい基準の一つが水深ですが、エモンズは水深30m以上の場所にあります。さらに、潮の流れが速いこと、周囲には魚雷や火薬などの爆発の可能性がある危険物も残っていることなど、注意点が多く、中性浮力やフィンワークなどの高いスキルが必要になります。以上のことから、多くのダイビングショップではエモンズへのファンダイビングに次のような条件を設けています。
• アドバンス以上のライセンス取得済み
• 経験本数(最低でも30本くらい、推奨は100本以上)
• チェックダイビング
• 初日のダイビングを避ける
貴重な戦争遺跡を見に行こう
エモンズは世界大戦中に沈没した後、2000年代に入ってから再発見された沈没船です。まだ分かっていないことも多く、調査・研究によって当時の状況が少しずつ解明されてきているところです。当時使用されていた機関銃、主砲、砲射撃指揮装置、そしてエモンズに突撃した日本の特攻機や突撃跡を実際に見ることができる貴重な戦争遺跡ですが、沈没時のダメージや時間経過による老朽化で、少しずつ崩壊が進んでいます。当時に近い姿を見ることができる期間は限られているのです。
全貌を見るためにはテクニカルダイビングも必要
エモンズの船体は最も深いところで50m近くにもなっています。これはディープダイビングのスペシャリティの上限である40mを超える深さなので、最深部に行くにはテクニカルダイビングが必要になります。沈没船ダイビングのスポットには、このようにテクニカルダイビングでしか行けないところも多いので、沈没船ファンの方は取得を検討してみてください。テクニカルダイビングを取得すれば、エモンズの内部に侵入することもできます。船内のトイレ、厨房など、見どころも多くあります。当時使用されていた食器なども残っているため、乗組員の船上での生活が見て取れるでしょう。
エモンズへのダイビングにおすすめのショップ
難易度が高く、注意点も多いエモンズへのダイビングに行く際は、ショップ選びで次のようなポイントに注意しましょう。
• 少人数制を徹底しているか
• エモンズへのダイビングがよく行われているか
• 安全管理が徹底されているか
エモンズは上級者であっても細心の注意が必要になるスポットです。十分なサポートが受けられるよう、少人数制で、スタッフの方々がエモンズ周辺の危険な場所など、注意点を熟知しているショップを選びましょう。安全管理への考え方がしっかりしていることも大切です。無理なダイビングをさせない姿勢や、緊急時を想定した対策を徹底しているショップかどうかを確認しましょう。
エモンズを最大限楽しむならワールドダイビング!
ワールドダイビングは沖縄恩納村にあるダイビングショップです。完全少人数制でお客さん一人一人を丁寧に指導してくれるので、エモンズのような難易度の高いスポットでも安心です。また、日本ではまだ数少ないテクニカルダイビングを実施しているショップでもあります。テクニカルダイビングを希望の方は、予約の際に問い合わせてみましょう。これからテクニカルダイビングのライセンスを取得したい方も、ワールドダイビングを通してインストラクターを紹介してもらえます。
まとめ:エモンズの沈没船は一度は行くべき!
エモンズは沈没船ダイビングのスポットの中でも難易度が高く、注意点も多いスポットですが、戦争遺跡として歴史的にも非常に価値のある沈没船です。沈没船ダイビングのファンなら、きっと忘れられない体験になるでしょう。エモンズの全貌を見たい方はテクニカルダイビングも検討してみてください。